坂口安吾 『真珠』 潜水艦が敵艦を発見して魚雷を発射したときは、敵艦の最も危険な時でもあるが、同時に、潜水艦自身も最も危険にさらされてゐる時である。 けれども、潜水艦乗りは、自分の発射した魚雷の結果を一秒でも長く確めたいといふ欲望に襲はれる。 魂のこもつた魚雷である。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア