坂口安吾 『五月の詩』 首を切られた話には、落語に、かういふのがある。 或晩男が夜道を歩いてゐると、辻斬に合つて首を切られた。 ところが辻斬の先生よほどの達人とみえて、男の方はチャリンといふ鍔音をきいたが、首を切られた感じがないし、首も元通り身体の上に乗つかつてゐる。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア