坂口安吾 『鉄砲』 歯がたたぬ。 一挙に七千余の戦死をだして退却のやむなきに至り、総大将板倉重昌は激怒、先登に立ち、竹柵によぢ登らうとして手をかけ片足をかけたとき、一弾に乳下を射抜かれて戦死した。 一揆軍は五六十名の死傷をだしたにすぎぬ、段違ひの戦争であつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア