坂口安吾 『落語・教祖列伝』 と、カメは井戸の底でよろこんだ。 彼は生れつき水の冷めたさというものを、あんまり感じない。 奥山の谷川というものは、一分間と足を入れていられないぐらい冷めたいものだが、カメは淵の底へもぐりこんで魚をとることがなんでもない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア