坂口安吾 『落語・教祖列伝』 沈身法の奥儀は、まず第一に、胸の軽い息をぬいて、水中へ沈む。 第二、軽い息の出し加減によって直立する。 第三は、そこで腹の底へギッシリたたんでおいた重い息をジリジリとなめながら、静かに水中をさまよって、水底ならば安心と心得ている魚をつかまえる。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア