夏目漱石 『こころ』 いつも東枕で寝る私が、その晩に限って、偶然西枕に床を敷いたのも、何かの因縁かも知れません。 私は枕元から吹き込む寒い風でふと眼を覚ましたのです。 見ると、いつも立て切ってあるKと私の室との仕切の襖が、この間の晩と同じくらい開いています。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア