寧ろ亭主はなか/\の腕きゝで、うまくやったものと考えてござったのである。
“能筆ジム”が十七年間もふんづかまらなかったのは、まったく秘密をまもったからであった。
彼は、自分の仕事を誰れにも喋らなかったし、どんな場合にも扉を開け放っておかなかったように、大変な注意を払っていたようだ。
寧ろ亭主はなか/\の腕きゝで、うまくやったものと考えてござったのである。
“能筆ジム”が十七年間もふんづかまらなかったのは、まったく秘密をまもったからであった。
彼は、自分の仕事を誰れにも喋らなかったし、どんな場合にも扉を開け放っておかなかったように、大変な注意を払っていたようだ。