坂口安吾 『“能筆ジム”』 彼女は“能筆ジム”に釣銭を渡したが、相手が店から姿を消してまもなくインクが自分の指先についていることに気づいた。 一瞬このインクのしみが何からついたものかと戸惑った。 そのとき彼女は、反射的に自分があつかった二十ドル紙幣を見つめていた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア