坂口安吾 『安吾の新日本地理』 彼はいつも時代におくれていた。 彼の経綸は常に後手をふんだ。 秀吉に小田原石垣山の陣屋へよびつけられて油をしぼられた二十四のザンギリ髪の異形児は、はじめて天下の大を身にしみて味い、とても関白だの将軍だのというものにはなれないと悟ったらしい。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア