キャベツとキノコと肉の山がウマニでなくて、また、日本と支那のアイノコのウドンに日本と支那のアイノコの汁がかけてなくて、つまり、単なるキャベツとキノコと肉とアイノコのウドンだけである場合には、私はこれを牛か豚の食糧と判断して、ハテナ、長崎の食堂の女の子にはオレが牛か豚に見えるとは思われないが、しかし彼の女の神経や視覚はかの八月九日の放射能によって――私はいろいろハンモンしたかも知れないね。
しかしこれはウマニであるしアイノコ的なウドンに相違ないから、どうしても人間のために作られたものに相違ないが、案ずるに長崎チャンポンの法則として一度に一日ぶんのチャンポンを買って三度の食事ごとにここへ通ってきて三度目に食いあげる、なるほど大陸に近いだけのことはあるな、と考える。
しかし、その時、おどろくべきものを見たなア。