坂口安吾 『安吾の新日本地理』 私は真夏の炎天の下を、七万坪の宝塚の遊園地を隅から隅まで廻って歩いた。 イヤ、歩かされた。 ここの案内者は活動屋のように進んで国辱を見せようと粉骨砕身する奇怪な風格はないから、つまり七万坪の隅から隅まで御自慢のものである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア