坂口安吾 『九段』 オカミサンが碁に凝って増淵四段に師事して以来、女中に至るまで碁をうち、ついに「碁の旅館もみぢ」という異様な看板を辻々へ揚げるに至った。 碁の旅館といえば人は碁会所の観念を旅館に当てはめる。 碁会所というものは、むさぐるしく小さい所である。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア