即ち、対木村の名人戦に、二対二からウヌボレによって軽くひねられた直後に、一向に動揺なく、読売の九段戦に優勝し、又、その後の順位戦でも最優秀のまま、二位の升田と数日後に挑戦者決定の一局を行うことになっている。
ウヌボレによって再度の不覚はとったが、敗戦の落胆によってスランプにおちたことがないという珍しいコンクリート製の青年なのである。
彼は斬られても負けないが、自家出血でひとり負けするのである。
即ち、対木村の名人戦に、二対二からウヌボレによって軽くひねられた直後に、一向に動揺なく、読売の九段戦に優勝し、又、その後の順位戦でも最優秀のまま、二位の升田と数日後に挑戦者決定の一局を行うことになっている。
ウヌボレによって再度の不覚はとったが、敗戦の落胆によってスランプにおちたことがないという珍しいコンクリート製の青年なのである。
彼は斬られても負けないが、自家出血でひとり負けするのである。