捕縛直後というものは、犯罪事実の調書をとるには適していても、心境を語らせる時期ではないようだ。
もしも犯行の事実がこの手記中に於てもっとメンミツに具体的に語られ、又、家出までの口論の模様などが同様にこまかく語られておれば、事実の中から少年の個性を知ることはできる。
この荒筋だけの手記からは、彼や彼女の特異なものは空想的にしか知り得ない。
捕縛直後というものは、犯罪事実の調書をとるには適していても、心境を語らせる時期ではないようだ。
もしも犯行の事実がこの手記中に於てもっとメンミツに具体的に語られ、又、家出までの口論の模様などが同様にこまかく語られておれば、事実の中から少年の個性を知ることはできる。
この荒筋だけの手記からは、彼や彼女の特異なものは空想的にしか知り得ない。