坂口安吾 『牛』 牛は完全にビックリして、ひきつけてしまったのである。 彼は両手の物をとり落したことにも気がつかないでいるようだった。 魂をぬかれたような顔に、どこから忍びこんだか分らないような絶望的なカゲがフクフクと浮いていた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア