坂口安吾 『牛』 そこで彼は手ほどきを乞うた。 病みついて二ヵ月になるが、彼の吹きならすフシギな音も彼の耳には音楽であったし、自らそれを味得する幸福でこの上もなく満足であった。 静かな山林の中で自分の音楽を味うために彼は家をでたのであった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア