坂口安吾 『牛』 氷のように冷い指であった。 女の指と知らなければ、ゾッとして気を失うかも知れないような薄気味わるい冷めたさだった。 しかし、女がこんな冷い指をしているのは親切のせいだと思ったので、彼ははじめて女に親しみを覚えた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア