ところが、この作品が選考委員会で論議されているうちというもの、小倉日記はオグラ日記と発音されていたのである。
私のような無学者は例外として、芥川賞の選考委員は言葉についてははなはだ深い造詣の持主が多いのである。
九州の人がきけば小倉をオグラと読みながら造詣もウンチクもあるまいと思うであろうが、早い話が、小倉百人一首というように、実は小さな倉と書いてオグラと読むのが一般的なのである。
ところが、この作品が選考委員会で論議されているうちというもの、小倉日記はオグラ日記と発音されていたのである。
私のような無学者は例外として、芥川賞の選考委員は言葉についてははなはだ深い造詣の持主が多いのである。
九州の人がきけば小倉をオグラと読みながら造詣もウンチクもあるまいと思うであろうが、早い話が、小倉百人一首というように、実は小さな倉と書いてオグラと読むのが一般的なのである。