有家だの口ノ津だの天草下田、大江などとあんまり東京の人の行かない土地のひなびた宿屋を泊り歩いたが、どこへ泊っても、味噌汁の中に至るまで魚が一パイ。
朝食の膳からサシミ、焼魚、煮魚とイキのよい魚のでるわ、でるわ。
東京ではもう物資欠乏の頃であったが、欠食児ももてあまさざるを得ない豊富さであった。
有家だの口ノ津だの天草下田、大江などとあんまり東京の人の行かない土地のひなびた宿屋を泊り歩いたが、どこへ泊っても、味噌汁の中に至るまで魚が一パイ。
朝食の膳からサシミ、焼魚、煮魚とイキのよい魚のでるわ、でるわ。
東京ではもう物資欠乏の頃であったが、欠食児ももてあまさざるを得ない豊富さであった。