毎晩存分に飲んでも、私の生活費は二十五円ぐらいのもので、もしも人に希望や野心がなければ、これぐらい太平楽な生活はなかった。
しかし若い人間にとって希望を失った太平楽ぐらい味気ないものはない。
今にして考えると、碁会所というものの性格自体が隠居のヒマつぶし、希望を失った太平楽そのもののような気がする。
毎晩存分に飲んでも、私の生活費は二十五円ぐらいのもので、もしも人に希望や野心がなければ、これぐらい太平楽な生活はなかった。
しかし若い人間にとって希望を失った太平楽ぐらい味気ないものはない。
今にして考えると、碁会所というものの性格自体が隠居のヒマつぶし、希望を失った太平楽そのもののような気がする。