私は彼らの抱えてきた大きな鍋の内容を見たときに、これは一日ぶんの御飯だろうと考えた。
むろん配給の一日分、二合何勺よりは多い量で、人によってそれぞれ異るけれども、大男で病人でない私の一日分の量よりも多いと思われるのが普通であった。
ところが皮膚の透きとおるように青白い彼らが、この鍋を例外なくペロペロとなめるように平らげてしまうのである。
私は彼らの抱えてきた大きな鍋の内容を見たときに、これは一日ぶんの御飯だろうと考えた。
むろん配給の一日分、二合何勺よりは多い量で、人によってそれぞれ異るけれども、大男で病人でない私の一日分の量よりも多いと思われるのが普通であった。
ところが皮膚の透きとおるように青白い彼らが、この鍋を例外なくペロペロとなめるように平らげてしまうのである。