夏目漱石 『坑夫』 ぐずぐずしていりゃ蒸発しちまう。 とにかくこの際は、赤毛布と並んで歩き出した時、もう先刻のつまらない考えが蒸発していたと云う事だけを記憶して置いて貰えばいい。 ――そうして吾ながら驚いたのは、どうも赤毛布と並んで歩くのが愉快になって来た。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア