坂口安吾 『南京虫殺人事件』 百合子は痛さをこらえて逃げ去る足音の方を目で追った。 男は石塀の反対側の小路へいきなり曲りこんで消えてしまった。 それから二分ほどの後、ピストルの音で駈けつけたパトロールの巡査が百合子と父を助け起してくれた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア