すると橋の向うから――向たって突き当りが山で、左右が林だから、人家なんぞは一軒もありゃしない。
――実際自分はこう突然人家が尽きてしまおうとは、自分が自分の足で橋板を踏むまでも思いも寄らなかったのである。
――その淋しい山の方から、小僧が一人やって来た。
すると橋の向うから――向たって突き当りが山で、左右が林だから、人家なんぞは一軒もありゃしない。
――実際自分はこう突然人家が尽きてしまおうとは、自分が自分の足で橋板を踏むまでも思いも寄らなかったのである。
――その淋しい山の方から、小僧が一人やって来た。