坂口安吾 『後記〔『炉辺夜話集』〕』 すぐれた魂の人々が、生も死も忘れた曠野から帰つてきて、燈火の下で、許るされたわづかの時間に、はるかな心、はるかな虚しさをいやさうとする。 ――それに堪へうる物語が、どんなに深くなければならぬか。 わが身のまづしさを考へて、私は、うんざりしてゐます。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア