最も古いのは神社の縁の下にほおりこまれていて見るもムザンに朽ちているような有様であり、そういうものが昔は年々奉納されてあまり大事にもされず大方が縁の下あたりで朽ちて失われてしまったのではないかと土地の人々は考えている。
そういう神がこの土地本来の神様だったのである。
こういうようにノンビリした信仰や神をもっていたこの土地の人々が大和朝廷へ召されて遊芸を奉仕しているうちに、日本でも一番ありがたいような高天原の神様をオレの里の神様にしようじゃないかなぞと思いついて、お前の村がやるならオレの村でもというように似たものが所々にできた、そんなノドカな昔を考えてみることはできないであろうか。