坂口安吾 『いずこへ』 アキは良人の手前があるので夜の八時ごろ帰ったが、私はチャブ台の上の冷えた徳利の酒をのみ、後姿を追っかけるように、突然、なぜアキを誘ったか、その日の顛末を喋りはじめた。 私はアキの怒った色にも気付かなかった。 私は得意であった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア