娼婦あがりの感動を知らない肉体は、妙に清潔であった。
私は始め無感動が物足りないと思ったのだが、だんだんそうではなくなって、遊びの途中に私自身もふとボンヤリして、物思いに耽ることがあったり、ふと気がついて女を見ると、私の目もそうであるに相違ないのだが、憎むような目をしている。
憎んでいるのでもないのだけれども、他人、無関心、そういうものが、二人というツナガリ自体に重なり合った目であった。
娼婦あがりの感動を知らない肉体は、妙に清潔であった。
私は始め無感動が物足りないと思ったのだが、だんだんそうではなくなって、遊びの途中に私自身もふとボンヤリして、物思いに耽ることがあったり、ふと気がついて女を見ると、私の目もそうであるに相違ないのだが、憎むような目をしている。
憎んでいるのでもないのだけれども、他人、無関心、そういうものが、二人というツナガリ自体に重なり合った目であった。