けれども、役人は私をよほど無能というよりも他の徴用工に有害なる人物と考えた様子で、小説家というものは朝寝で夜ふかしで怠け者で規則に服し得ない無頼漢だと定評があるから、恐れをなしたのだろうと思う。
私は天命次第どの工場へも行くけれども、仰有る通り働くかどうかは分らないと考えていた。
私が天命主義でちっともジタバタした様子がないので薄気味悪く思ったらしいところがあった。
けれども、役人は私をよほど無能というよりも他の徴用工に有害なる人物と考えた様子で、小説家というものは朝寝で夜ふかしで怠け者で規則に服し得ない無頼漢だと定評があるから、恐れをなしたのだろうと思う。
私は天命次第どの工場へも行くけれども、仰有る通り働くかどうかは分らないと考えていた。
私が天命主義でちっともジタバタした様子がないので薄気味悪く思ったらしいところがあった。