大混乱は大秩序に近づく道で、そして私は最大の混乱から建設までに決して過去の歴史の無意志の流れのような空虚な長い時間は必要でない、と信じることができたからであった。
それにしても、これほど万事につけて我利我利の私慾、自分の都合ばかり考えるようになりながら、この真の暗闇の中で泥棒だのオイハギの殆どないのは、どういうわけだろう、私の関心の最大のこと、むしろ私の驚異がそれであった。
最低生活とは云え、みんなともかく食えるということが、この平静な秩序を生んでいるのだと思わざるを得なかった。
大混乱は大秩序に近づく道で、そして私は最大の混乱から建設までに決して過去の歴史の無意志の流れのような空虚な長い時間は必要でない、と信じることができたからであった。
それにしても、これほど万事につけて我利我利の私慾、自分の都合ばかり考えるようになりながら、この真の暗闇の中で泥棒だのオイハギの殆どないのは、どういうわけだろう、私の関心の最大のこと、むしろ私の驚異がそれであった。
最低生活とは云え、みんなともかく食えるということが、この平静な秩序を生んでいるのだと思わざるを得なかった。