坂口安吾 『魔の退屈』 書きかけの原稿を焼いた私は、私自身の当然な魂を表現していたのである。 私はただ退屈しきった悪魔の魂で、碁にふけり、本を読みふけり、時々一人の女のハリアイのない微笑を眺めて、ただ快楽にだらしなくくずれるだけの肉体をもてあそんだりしていただけだった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア