坂口安吾 『流浪の追憶』 狂人といっても発作の起らない限りは殆ど常人と変りがない。 それどころか見えすいたお世辞を使ったり色々俗世間的な手管をかなり無反省に使駆する。 私のような自意識過剰に悩む男は狂人よりも意識の表出を制限され内攻し偏執するとしか考えられない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア