坂口安吾 『流浪の追憶』 私は汽車の中で考えつづけた。 だいたいダンスホールへ這入っていながら踊らないなんてことがこういう阿呆な感傷に落込むもとなんだ。 ダンスホールのソファに埋もれ、踊りもしないでボンヤリしているなんてことは、まったく古典的な精神的風景美があるからな。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア