部落的、藩民的、国家的な対立感情を取除くことによって全ての対立感情が失われるかといえば、決してそうは参らぬ。
ここに個人的対立感情があって、この感情は文化の低さに由来するどころか、むしろ文化の高さと共に激化せられる如き性質を示している。
即ち、原始社会に於てはむしろ個人的対立感情は低いもので、男女関係はルーズであり、夫婦とか家庭というものもハッキリしておらず、嫉妬なども明確ではない。
部落的、藩民的、国家的な対立感情を取除くことによって全ての対立感情が失われるかといえば、決してそうは参らぬ。
ここに個人的対立感情があって、この感情は文化の低さに由来するどころか、むしろ文化の高さと共に激化せられる如き性質を示している。
即ち、原始社会に於てはむしろ個人的対立感情は低いもので、男女関係はルーズであり、夫婦とか家庭というものもハッキリしておらず、嫉妬なども明確ではない。