詩人のつとめて隠そうとし忘れようとしたものを暴くのは鑑賞のためや詩人を解するためではなく、自分の仮面をはがそうとする同じ働きが他へ向けられただけのことで、普遍的な真理というようなものを暴くんじゃない。
仮面を脱ぐということも真理を暴くというのじゃなくて、ただそうせずにいられぬからだというような罰の当った苦悩格闘、そんなものはもう小林には用はない。
常に物が見えている。
詩人のつとめて隠そうとし忘れようとしたものを暴くのは鑑賞のためや詩人を解するためではなく、自分の仮面をはがそうとする同じ働きが他へ向けられただけのことで、普遍的な真理というようなものを暴くんじゃない。
仮面を脱ぐということも真理を暴くというのじゃなくて、ただそうせずにいられぬからだというような罰の当った苦悩格闘、そんなものはもう小林には用はない。
常に物が見えている。