今日書いた十三枚に就ても、これはこれだけという気持であるが、谷村が岡本をやりこめる、その谷村に素子が反撥する、私はそこから出発しようとしただけで、素子の反撥の真意が奈辺にあるか、私は漠然予想をもっていたが、書きだすと、書くことによって、新に考えられ、つくられて行くだけで、まったく何の目算もない。
素子の肉体のもろさが私はひどく気がかりだ。
まさかに岡本に乗ぜられ弄ばれることはないだろうと思うだけだ。
今日書いた十三枚に就ても、これはこれだけという気持であるが、谷村が岡本をやりこめる、その谷村に素子が反撥する、私はそこから出発しようとしただけで、素子の反撥の真意が奈辺にあるか、私は漠然予想をもっていたが、書きだすと、書くことによって、新に考えられ、つくられて行くだけで、まったく何の目算もない。
素子の肉体のもろさが私はひどく気がかりだ。
まさかに岡本に乗ぜられ弄ばれることはないだろうと思うだけだ。