書くのは厭だと言うのだが、これが又、珍無類の人物で、育ちが良いのかも知れん、大井広介に似て、より純粋で、珍妙で、底ぬけで、目下稲垣足穂にころがりこまれて、同じ屋根の下にいるそうだが、彼は何一つ持たんです、と云う。
大いにガッカリした顔である。
フンドシの外は何も持たんです、という。
書くのは厭だと言うのだが、これが又、珍無類の人物で、育ちが良いのかも知れん、大井広介に似て、より純粋で、珍妙で、底ぬけで、目下稲垣足穂にころがりこまれて、同じ屋根の下にいるそうだが、彼は何一つ持たんです、と云う。
大いにガッカリした顔である。
フンドシの外は何も持たんです、という。