素子のひそかな夢を肯定して、夢は仕方がないものだと谷村が思うのは、私の希望がそこに反映しているので、つまり単なるひそかな、夢だけで終らせたいという、それは谷村自身よりも作者の作意であるような気もした。
それで、私は、谷村に素子を憎ませ、その恋心を嫉妬させ、衝突させようかと、大いに考えたのだが、どうしても、そうすることが、できない。
やる気にならない。
素子のひそかな夢を肯定して、夢は仕方がないものだと谷村が思うのは、私の希望がそこに反映しているので、つまり単なるひそかな、夢だけで終らせたいという、それは谷村自身よりも作者の作意であるような気もした。
それで、私は、谷村に素子を憎ませ、その恋心を嫉妬させ、衝突させようかと、大いに考えたのだが、どうしても、そうすることが、できない。
やる気にならない。