洪水が好きだというのはウナギかナマズで、人間ではなかろう。
人殺しが好きだったり、威張るのが好きだったり、それで兵隊になった、という特別な人種は本来聖賢の言葉に無縁のケダモノなのだから、ジャングルへ移住して勝手なことをやってくれると助かるのだが、そうはいかないところに、火と地を争うべからず、つまり戦争になったら、手をあげたり、逃げたり、決してムリに逆らわないことにしましょう、という思想の卓抜な所以が分るのである。
もっとも、運命主義者というものは運命に逆らわぬだけが能ではない。
洪水が好きだというのはウナギかナマズで、人間ではなかろう。
人殺しが好きだったり、威張るのが好きだったり、それで兵隊になった、という特別な人種は本来聖賢の言葉に無縁のケダモノなのだから、ジャングルへ移住して勝手なことをやってくれると助かるのだが、そうはいかないところに、火と地を争うべからず、つまり戦争になったら、手をあげたり、逃げたり、決してムリに逆らわないことにしましょう、という思想の卓抜な所以が分るのである。
もっとも、運命主義者というものは運命に逆らわぬだけが能ではない。