いま私の手もとに史料がないので分らないが、私が以前にこれを小説にする筋を立てたときは、この二人をそのような立場におくつもりであったし、それが史実の解釈としても穏当のように判断したと記憶している。
小左衛門は大矢野島の大庄屋の当主だから、一人のかなり学識ある良識人を想定することはムリではなかろう。
弟の四郎が利巧者であったように、姉のレシイナも聡明な女で、嫁して後は良人の良識に同化し、黒幕浪人の策謀や、天人四郎などと大それた知識犬の役を演ずる弟や父について行けなかったのではないかと思う。
いま私の手もとに史料がないので分らないが、私が以前にこれを小説にする筋を立てたときは、この二人をそのような立場におくつもりであったし、それが史実の解釈としても穏当のように判断したと記憶している。
小左衛門は大矢野島の大庄屋の当主だから、一人のかなり学識ある良識人を想定することはムリではなかろう。
弟の四郎が利巧者であったように、姉のレシイナも聡明な女で、嫁して後は良人の良識に同化し、黒幕浪人の策謀や、天人四郎などと大それた知識犬の役を演ずる弟や父について行けなかったのではないかと思う。