俗書では、天皇が女帝と道鏡の肉体的な関係を諫めて女帝の怒りをかったとあるが、そんなことが考えられるであろうか。
女帝は自分を選んで帝位に即けてくれた生れながらの現人神である。
落語の中の八さん熊さんにしても、なア、おッかア、あのナマグサ坊主とイチャつくのは、やめてくれねえかなア、と諫めた話はあんまり聞かないが、特に長幼の序が人生の万事を律している特殊な社会で、しかも生れながらに唯一絶対の現人神たる上皇に向って、礼なき言葉が発せられるとは思われない。
俗書では、天皇が女帝と道鏡の肉体的な関係を諫めて女帝の怒りをかったとあるが、そんなことが考えられるであろうか。
女帝は自分を選んで帝位に即けてくれた生れながらの現人神である。
落語の中の八さん熊さんにしても、なア、おッかア、あのナマグサ坊主とイチャつくのは、やめてくれねえかなア、と諫めた話はあんまり聞かないが、特に長幼の序が人生の万事を律している特殊な社会で、しかも生れながらに唯一絶対の現人神たる上皇に向って、礼なき言葉が発せられるとは思われない。