心の正しい位置から発する女帝の童心の叡智は、その同類すらも見抜いていたが、天皇のマツリゴトは慈をもって行うものである故、というすさまじい確信によって差許した。
そしてその正しい位置をしめている魂は、己れの位置の正しさを明確に知る故に、強いて臣下の策謀に対抗して事を構える必要を認めなかったのであろう。
女帝は道鏡に帝位を与えなかったが、彼の生地にユゲの宮をつくって太夫職をおき、実質的にはまったく天皇と変りのない扱いであったのである。
心の正しい位置から発する女帝の童心の叡智は、その同類すらも見抜いていたが、天皇のマツリゴトは慈をもって行うものである故、というすさまじい確信によって差許した。
そしてその正しい位置をしめている魂は、己れの位置の正しさを明確に知る故に、強いて臣下の策謀に対抗して事を構える必要を認めなかったのであろう。
女帝は道鏡に帝位を与えなかったが、彼の生地にユゲの宮をつくって太夫職をおき、実質的にはまったく天皇と変りのない扱いであったのである。