三成は女の籠に乗って宇喜多の邸へ逃げこんだが、更に家康の邸へ逃げこんできた。
追跡してきた面々が騒いでいるのを家康が玄関へ出て行って、諸君の顔も立つようにする、三成は政界から引退させるから助命させてやってくれと頼んで引きとらせた。
その夜更けに本多正信が家康の寝所へでかけて行って、三成のことはどうお考えで、と尋ねると、家康は、アア今それを考えているところだ、左様ですか、お考え中なら別に申上げることもありますまい、と引下ってきたという。
三成は女の籠に乗って宇喜多の邸へ逃げこんだが、更に家康の邸へ逃げこんできた。
追跡してきた面々が騒いでいるのを家康が玄関へ出て行って、諸君の顔も立つようにする、三成は政界から引退させるから助命させてやってくれと頼んで引きとらせた。
その夜更けに本多正信が家康の寝所へでかけて行って、三成のことはどうお考えで、と尋ねると、家康は、アア今それを考えているところだ、左様ですか、お考え中なら別に申上げることもありますまい、と引下ってきたという。