坂口安吾 『閑山』 この狸は通称を団九郎と言い、眷属では名の知れた一匹であったそうな。 ほどなく経文を暗んじて諷経に唱和し、また作法を覚えて朝夜の坐禅に加わり、敢て三十棒を怖れなかった。 六袋和尚は和歌俳諧をよくし、又、折にふれて仏像、菩薩像、羅漢像等を刻んだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア