夏目漱石 『坑夫』 丸味とか、温味とか、優味とか云うものは薬にしたくっても、探し出せない。 まあ一口に云うと獰猛だ。 不思議にもこの獰猛な相が一列一体の共有性になっていると見えて、囲炉裏の傍の黒いものが等しく自分の方を向くと、またたく間に獰猛な顔が十四五揃った。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア