中原中也 『亡弟』 やがてぐるりと寝返りをうつて、向ふへ向いたが、その時の頬のあたりは、今でも思ひ出すと涙が滲む。 九月八日の宵であつた。 私はその夜の汽車で東京に向けて立つことにしてゐた。 中原中也の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア