中原中也 『亡弟』 私は同宿人のゐないことが、つまり六畳と三畳二間きりのその二階が私一人のものであることが、どんなに嬉しかつたか知れはしない。 存分に悲しむために、私は寝台にもぐつて、頭から毛布をヒツかぶつた。 息がつまりさうであつた。 中原中也の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア