夏目漱石 『坑夫』 ――遠方にはおるが、そろそろ押し寄せて来そうな未来の敵を、見ていた。 かように自分の心が、左右前後と離れ離れになって、しかも独立ができないものだから、物の後を追掛け、追ん廻わしているほど辛い事はない。 なんでも敵に逢ったら敵を呑むに限る。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア