中原中也 『夭折した富永』 さしづめ、彼は教養ある「姉さん」なのだが、しかしそれにしては、ほんの少しながら物質観味の混つた、自我がのぞくのが邪魔になる。 友人の目にも、俗人の目にも、ともに大人しい人といふ印象を与へて、富永は逝つた。 そしてそれが、全てを語るやうだ。 中原中也の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア