中原中也 『良子』 兄が傍を通る時に、畳の座板がひわるのが、良子の重ね合せて坐つてゐる足に感じられた、彼女は悲しい気持になつてゐた。 「ねえ、お祖母さん、あたしお腹が空いたの――」 「ぢきに御飯にしてあげるから、勉強してるんですよ。 中原中也の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア